ディスペンサー1,2,3号と称するHaveGet社製直だしディスペンスヘッドは、日本で販売されているビールの生樽には使用できません。生樽の口金は日本の場合、キリンビール採用のグランディシステムと、その他のビールメーカーが採用しているサンケイシステムの2種類です。デイスペンサー1,2,3号はMINI-KEGという専用のケグ(樽)にしか使用できません。また、ミニガスの口金(ネジ径)は3/8インチタイプで、日本で流通している食用添加用のミニガスカートリッジは5/8インチタイプが主です。★★ ミドボンに注意してください。 ★★
ミドボンについて★★ 注意してください。最近多いです。 ★★ミドボンには、「高圧ガスボンベの取扱い上の注意」ラベルだけが張られていましたが、最近ミドボンには「危険」ラベルが張られており「水槽、美容室、家庭での使用、横置き、高温、手にガスを当てない」が追加されています。たぶん美容室での使用が一時期有名になったために追加されたものと思いますが、取扱いについては十分注意して使用してください。できるならエアコン用の穴等を使用してベランダなどの野外で涼しい所に設置しましょう。また、詳しい人にアドバイスしてもらうとかして使用しましょう。運が悪いと二酸化炭素中毒でリアルあぼ〜んしてしまいます。
減圧弁についてオークションで中古の減圧弁ですが、減圧弁の内部には安全弁がついており、通常は0.5MPa〜0.7MPa位から作動します。ますば、調整ハンドルがなくドライバーで調整するもの、これは工業用でサーバー用ではありません。よって安全弁の作動圧力も違い危険です。圧力計の針が圧力が加わっていないのに圧力が加わっている表示であるもは、長い間使用していたため内部の圧力検出用ブルドン管又はベローズが変形したものです。ミドボンに接続する口金部位に、乳白色または黄緑色のパッキンがついていますが、キズ、割れ等のあるもの、新品は予備のパッキンが結束バンド等でついてますが。以上の様なものについては、危険ですので、十分注意して安全なものを落札してください。
自作直だしディスペンスヘッドオークションでボールバルブ又は、酎ハイ用のタップにホースを取り付けただけのディペンスヘッドを使用した簡易式ビールサーバーがありますが、本来のディスペンスヘッドには流量をコントロールする機能がありますが、ボールバルブ又は酎ハイ用のタップの開閉だけでは流量までコントロールできないため開閉の調整は微妙です。また、使い方のページに炭酸ガスの温度と圧力について書きましたが、通常ボールバルブの空気使用の耐圧力は、1MPa程度ですが、水等の場合は耐圧が約1/3 位まで落ちるため、温度によっては耐圧を超える場合があり危険です。また、ピスコ等のメーカーでは、水等を使用する場合はインサートリングを使用しないと、ワンタッチコネクタからチューブが抜ける場合がありますと忠告されています。通常のビールサーバー慣れていれば色々対処がてきますが、いきなりの初心者には危険です、購入は控えたほうが良いかと思います。
パッキンについてオークションで中古ディスペンスヘッドにビール、ガス逆流防止弁、メインシールパッキン(下に写真有り)が付いてない物が取引されています。元々は付いていたのに外された場合があり、ビール、ガス逆流防止弁、メインシールパッキン等が無いとビール、ガスが漏れるため危険です。
ビール、ガス逆流防止弁、メインシールパッキンが取り付いていることを確認し、付いていない場合は入手するまで使用しないでください。一部のメーカーの物は、ビール逆流防止弁が元々無いものも有りますので注意してください。
左側は、氷冷式(アサヒ AF-21 フジテクノ製) 中央は、直出し式(サントリー BTHHN 樽生用ヘッド・コック ニットク製) 右側は、氷冷式(サッポロ HP-1S ニットク製)です。
氷冷式 |
直だし式 |
氷冷式 |
ディスペンスヘッドについては、左2個のような全て金属製のものと、右2個のプラスティックが入った物があります。全て金属製のものについては、ハンドルが図のような物と丸い円柱形のものが出回っています。プラスティックが入った物については、中央のビール開閉ハンドルの部分から割れが発生する場合があります。(私のも、4ヶ所からクラックが入っています。)ほとんどの金属製のものは、Micro Matic社製で、プラスティック(黒い)が入った物については、Inchcape Marketing Services社製がほとんどです。キリン用以外の口金の形状をサンケイシステム、キリン用の口金をグランディシステムの樽といいます。キリンの採用している形状は、ヘッドが無いときフラットになるので非常に衛生的ということです。
ハンドルが黄色いタイプは、チューハイ用です。チューハイ用は、耐酸性に強い処置を実施して、金属が溶け出ないようにしているみたいです。(moritsuさん談)また、炭酸ガスの流量についてもビールに比べ少し多くしているメーカーもあるみたいです。
ビールジョイントについては、キリン・アサヒのG1/2とサントリー・サッポロのG5/8の2種類がありますので、ホースジョイント等の購入には注意が必要です。見分け方は、ジョイントの回す部分がプラの場合は、G5/8で、金属の場合は、G5/8とG1/2があり見分けが大変です。(たまには、違う物があるかもしれません)また、アサヒについてはG5/8になっている物もあるそうです。(さだかではありません。)
左側、キリン・アサヒ用(G1/2)ビールジョイント 中央、右側、サントリー・サッポロ用(G5/8)ビールジョイント
中央の簡単継手は、ビールホースを一回はめ込むと専用冶具がないと外れません。いろんな色があるみたいです。ビールホースは、外形10mm内径5mm。
左側、ガスジョイント 右側、ガス分岐用コネクタ
ガス用ジョイントの中にあるゴムパッキンは、ディスペンスヘッド側についてはガス逆流防止用弁がパッキンの役目をするので、ジョイントの中に入っているパッキンを外してはめるんだよ。ダブルパッキンになった場合、逆流防止の機能が損なわれる可能性があるんです。注意してね。減圧弁側のパッキンは、入れとくんだよ。ガスホースは、外形8mm内径5mmで、炭酸ガス識別色の黄緑色。ちなみに、水槽用エアーチューブは、外形6mm内径4mm。
左側、分解前
中央、ビール逆流防止用ボール・ガス逆流防止用弁・樽と接触するメインシールパッキンの取り外し
右側、ハンドルの(−)ネジを取り外し分解する。
最近、キリンのプランジャーで中央から分解できるタイプ(左側の写真の右側)を発見しました。
中央から分離すると、中側に三角のギザギザ(右側の写真の中央)が付いているのが解りますが、逆流防止用ボールのストッパー?又は何なんでしょうか?ゴミの付着率が上がるだけと思われますが!!
左側、分解前
中央、ビール逆流防止用ボールもどき・ガス逆流防止用弁・樽と接触するメインシールパッキンの取り外し
右側、中央のビール開閉ハンドルを取り外し分解する。
左側、分解前
中央、ビール逆流防止用ボール・ガス逆流防止用弁・樽と接触するメインシールパッキンの取り外し
右側、中央のビール開閉ハンドルを取り外し分解する。
左側、キリンヘッド用 中央、サントリー1 右側、サントリー2プラスティック(黒い)が入った物用
左側の写真の左からガス逆流防止用弁、白いボールは、ビールの逆流防止用で、一番大きいわっか輪がビール樽と接触するメインシールパッキン、2個ある輪のパッキンはシャフトみたいなプランジャー用のパッキンです。プランジャー用の2個ある輪のパッキン(オーリング)は、食用グリースを塗布します。
また、ヘッドによっては、ビール逆流防止ボールが無い物もあります。
ミドボンの口金サイズについては、W22-14と(7/8-14UNF)という説があります。アサヒビールの場合、ボンベ容器はLUXFER社製で、口金はNERIKI社製のG-11NUEYEというタイプで、W22右-ハンドル付き-逆止弁付(G-11NU)の残量表示(EYE)となります。また、JISのCO2ボンベについてもW22右と規定されており、あえて違う規格にする意味がない。よって、ミドボンの口金サイズは、W22-14が正規であります。ただ、(7/8-14UNF)といわれている理由もあるはずですが、後に調査します。
減圧弁については、一個は熱帯魚用でベランダで使用中(アサヒ)ですが、写真は、お外持ち出し用のビール用(サッポロ)です。お外には、ミドボンまたは、ミニガスが使用出来るように、ミニガスアダプタを取り付けてあります。なお、ミドボンの口金サイズは、W22-14が正規であります。( )で、7/8-14UNFと書きましたが、近いだけで使用するのは危険です。また、分解は絶対にしてはいけません。ガス漏れ等あったらすぐに使用を止め購入店等に連絡してください。図中のR1/2は、G1/2の間違いです。図中の減圧弁とミニガスアダプタの間のパッキンは、減圧弁側にネジ止めされているものです。絵と下の写真の減圧弁のような四角いプレートにつまみがついていて、つまみに圧力値が表示されているタイプは、ニットク製で、青又は黒いつまみでこじんまりしたアサヒ等の針式メータの減圧弁は、ミクニ・マキノ工業製現在は、株式会社アクリテック。まるいプレートに圧力値が表示されつまみがついているのはサントリー、キリン等で株式会社インダック製。
左側、減圧弁 中央2個、ミニガスアダプタ 右側、ミニガス用ホルダー(アサヒの生樽10L、19Lには引っかからない)
サーバーコックについては、各社まちまちで製作されているため、取り付け部とコックのメーカーが合っていないと、だめだということです。左側は、ニットク製、あとの3枚は、フジテクノ、ホシザキ、ボクソン製のものです。また、書いた寸法については推測ですので当てにしないで下さい。
ニットク製 |
フジテクノ製 |
ホシザキ製 |
ボクソン製 |
各社泡とビールを分けるため色々工夫して純正の2口コックを出しているみたいです。しかし、メーカー不明(エフ・アイ・シー社製倒産、現在エイチ・エス・エスでメンテのみ)ですが出口の形状が同じで、ホシザキ用、ニットク用、富士用と取り付け部のみ違う物が出回っています。
左側、分解前
中央、レバーを取り外し弁棒を取り出す。
右側、弁棒のレバー穴にレバーを入れ固定し、右側のナットをドライバーで取り外し分解する。
弁棒のハッキンがある位置に穴が2ヶ所あいているが、泡出しに必要な穴であり重要ですのできれいにしておきましょう。詰まると泡がでないよ!!
左側の変換アダプタは、減圧弁を水槽用に使用するためジョイントを無理矢理取り外し、チューブ径φ6mm用のハーフユニオンを取り付けたため余った部品で、上側がG1/2で下側がR1/4です。
右側のアダプタは、某メーカーのサーバーからの取り外し部品で、"H2"と刻印があり、上側がディスペンスヘッドと接続する側でG1/2、下側がサーバー内部のジョイントでM18-P1.5と推測されます。よって、これはキリンさんかアサヒさん用のサーバーから取り外した可能性が高いです。写真のものはG1/2ですが上側がG5/8であれは、サントリーさんかサッポロさんと推定されます。あくまで推定。
樽生用ヘッド・コックは、かなり前に購入したものです。サントリーのディスペンスヘッドにニットク規格サイズの変換コネクタを取り付け、ハイプの先にサーバーコックが取り付けられるようになっいます。パイプについては、どちらも同じサイズのネジになっています。使用するときは、酒屋さんで前もってビール樽を冷やしてもらっています。あとは、保冷カバー等により3時間位は涼しければ持ちますが、暖かいと泡だらけになってしまいます。涼しい時用です。
氷冷式には、左側と中央のコイルを使用したものと右側のコールドプレートを使用したものの2種類があります。大きな差は、コイルの方が軽いということです。AF-21については、コイル式となります。よって、HP-1Sは重いです。氷冷式は、ビール樽が30度以下であれば使用可能です、氷で冷やすため氷代が掛かります。氷については、ビールの温度によっても変わりますが夜桜の宴会では、19Lの樽でコンビニのロックアイス(HP-1Sだとコンビニのブロックアイスは微妙に入らない大きさ)4袋位必要です。氷を長持ちさせるために氷を1袋入れその上から保冷剤を入れて、なるべく氷が溶けないようにしていますが、コールドプレートの部位に当たっているところから徐々に溶け出します。氷が無くならない限りビールが冷えるので、夜桜等の野外で使用できます。
生樽じたいを、専用の冷蔵庫に入れ生ビールを冷やす方式。樽の中の生ビール全てが冷えているため、大量に生ビールを供給できる。しかし、機械の大きさが他に比べ大きい。
最も多く居酒屋さんで使用しているタイプ。サーバー内部の水を冷却したタンクにパイプをコイル状にしたものを入れ、コイル内に生ビールを通し冷やす方式。内部のタンクには、冷凍機からの茶色い銅管のコイルと、ビールが通る銀色のステンレス管のコイルがあり、使用中は銅管の周りに着氷し、モータに接続されたプロペラにて水か完全に凍らないように撹拌しています。空冷式と違い一挙にビールを抽出すると温度が上昇してしまう。使い方は、氷冷式とほぼ同じですが、タンク内のお水か凍る寸前の状態(約3時間ぐらい周囲温度による。)になるまで待ってから使用します。
ビールメーカーは、店で生樽を使ってもらうことと、メーカーのカンバンを店に出してもらうことによりサーバーを無料にて貸し出しています。だから普通の居酒屋でキンリビールとサントリービール等の2種類のメーカのビールが販売されていないのです。ただし、変なオーナーのお店と、大きな規模のチェーン店については別です。(他の理由によるお店も増えているみたいです。)
オークション等で出回っているいるサーバーは何なんでしょうか?ほとんどのサーバーに各メーカーのシールが張り付けてありますが、2社のシールをはりつけているもは無いと思います。張っていないのは、個人でサーバーメーカーから購入したものか、張ってあったけど何かの理由により剥がしてしまったもと思われます。(例外もあるかもしれません。)
業務用サーバーを個人的に所有している人で、メーカーから購入した場合、修理メンテをしてくれるのは当たり前ですが、オークション等で購入した物の中には所有権がはっきりせず、ほとんどの物がメーカーから修理メンテを断られます。よって、自分で修理やメンテナンスを行うことが必需です。
では、どういう物を
?冷蔵庫と一緒の原理で、タンク内の水を冷凍機てに冷やしていますので、製造年月の新しい方がよいです。
?サーバー本体のほか付属品が全てそろっているものの方が後から色々買わなくてすみます。ただし、洗浄タンク付きの物はなかなか出ていないみたいです。
?ビールホースは、洗浄しないとすぐに黄色く黄ばみますので、新品のもの又は薬品洗浄してあるものがよいです。他の機材も薬品洗浄済みがよいです。
?家庭で使用するなら小さいタイプ。ニットクなら、BSE-20が一番小さく、一日の販売量が約20リットル目安というものです。
?出品者が厨房機器を扱っており信用できる所。当たり前か。だいたいBSE-20で10k前後かな。
?ディスペンスヘッドは、キリンか他社か好みで。後から買っても良いし。サントリー・サッポロ・アサヒ用の古いタイプで2k前後、新しいマイクロヘッドタイプ4k前後。
キリン樽生用サーバーのミニガスの圧力を測定しました。結果は、0.07MPa(0.7kgf/cm^2)〜0.1MPa(1kgf/cm^2)だった。熱帯用で使用している炭酸ガスの圧力が0.1MPa(1kgf/cm^2)なので、そちらから供給できそうです。
改良といっても、ガスホースを取り外して、φ4mmのボールバルブを取り付けるだけです。2個付けたのは、冷蔵庫にしまう場合に間を切り離して両方のガスを逃がさないようにするためです。
おまけの改良、パール金属さんのアタプタ(完売してます)を使用して他社のピール樽に接続しようと思いましたが、泡止めにアダプターが引っかかってしまうため、アダプターを完全に抽出部にねじ込めません。よって、以下の改良を行います。キリンの口金は、最近流行の広口(38mm)で、他のビールメーカーは、中途半端なサイズ(34mmと推定)です。通常ボトル缶については、広口(38mm)、普通(28mm)です。
左側、引っかかって完全に入らない。中央左、アダプタを改良した後。中央右、完全に勘合した。右側、パッキン。
左側、泡止(黄色)がアダプタ(黄緑)のパッキンを入れる部位に引っかかり注出部に完全に入っていかない。よって、ガス漏れの可能性がある。
中央、アダブタのパッキンを入れる部位を、削り落とす。
右側、完成。
みどボンを使用した熱帯魚の方からガスを供給していますので、何十本使用しても大丈夫。また、アタプタを使用することでキリン以外にも対応ということで、かなりの活躍を期待できるのですが、最近はビールが高価なため、焼酎なのでビールはあまり飲んでいないのです。それと、付属していた減圧弁は、お出かけようとして取っておきます。
サーバーの使用後については、必ず洗浄容器等を使用してパイプ内の掃除をしましょう。昔、洗浄容器を使用して炭酸水作りに挑戦しましたが、あまりおいしくないのでやらない方がよいと思います。
ねじサイズの表記は、以下のようになっております。
たとえば G1/2−14 の場合、G=管用平行ねじ 1/2=ねじサイズ −14=ネジ山数 です。
その他は、G=管用平行ねじ R=管用テーパねじ M=ミリねじ UNF=ユニファイ(細目ねじ) UNEF=ユニファイ(極細目ねじ) W=ボンベ用口金
山数については、単位なしは、1インチあたりの山数 単位がある場合はその単位ピッチ です。
基本的に記載されている数字は、無印=だと思う ?=たぶん ??=かな ???=わかんねー です。あくまで、参考に。
みどボンは、高圧のガスです取り扱いには十分注意して下さい。本ホームページに書いてある寸法・圧力値については、線引き、校正されていない圧力計等により測定したもであり正確なもではありません。また、改良等については改良者の責任において行って下さい。猫には責任を負えませんので御了承願います。アドバイス等はいたしますので、何かありましたら掲示板への書き込みまたは、メールを下さい。
「未成年の飲酒は法律で禁止されています。」